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受賞者 |
受賞理由 |
作家賞 |
原 芳市 |
ストリッパーを被写体としたドキュメンタリー写真を長年撮り続け、近作では夢と現実の狭間を歩き回る心情的写真へと変貌を遂げた。その長年の写真制作活動に対して |
南川三治郎 |
美術家や作家の創作現場を捉えた初期の作品から、近作の伊勢神宮をテーマとした作品まで、被写体やテーマと真摯に向き合う姿勢と周到な取材で、たゆみない撮影を重ねてきた。その長年の写真制作活動に対して |
新人賞 |
石川竜一 |
スピード感と柔軟さを活かして沖縄を重層的に捉えた作品は、写真集『絶景のポリフォニー』、『okinawan
portraits 2010-2012』他で発表され、話題を呼んだ。将来が期待されるその制作活動に対して |
中井精也 |
「1日1鉄!」や「ゆる鉄」などにより鉄道写真にイノベーションを巻き起こし、更に社会性の濃い表現も追求するなど、鉄道写真の可能性を切り開いてきた。その馬力と牽引力溢れる制作活動に対して |
国際賞 |
サイモン・ベーカー |
ロンドンのテート・モダン美術館写真部門責任者として、日本の写真作品の収集・展示を積極的に行い、また著作を通じて日本写真を世界に広く知らしめた。その多大な尽力に対して
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功労賞 |
川口邦雄 |
自然に対する幅広い知識に裏打ちされた独自の個性により、半世紀以上に渡り山岳写真に大きな存在感を示してきた。その長年に渡る写真界への貢献に対して |
鍔山英次 |
東京新聞写真部員として活躍し、退職後は武蔵野を流れる野川の再生や津軽の撮影など、写真と社会との融合を考え活動してきた。その長年の功労に対して
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学芸賞 |
白山眞理 |
著書『<報道写真>と戦争
1930-1960』において報道写真という視点から戦前・戦中・戦後を連続性において捉え、また資料的な裏付けのもと、日本写真史の空白を埋めた。その画期的な労作に対して
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