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受賞者 |
受賞理由 |
国際賞 |
クリス・ピヒラー |
1989年に出版社ナツラエリ・プレスをドイツに設立、その後アメリカに拠点を移して精力的に多くの日本人写真家の本を発行し、日本の写真家の存在を世界に知らしめた功績に対して
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功労賞 |
木村 惠一 |
写真専門誌のカメラテストレポーターとして33年10ヶ月の長期間連載を続け、その鋭い指摘により日本のカメラ技術開発に大いに貢献した。また39年に亘る写真の大学教育指導を通じ多くの人材を世に送り出した。それらの長年に亘る活動に対して |
笹本 恒子 |
日本の女性報道写真家の草分けとして戦後史をヒューマニズムあふれる真摯な立場でエネルギッシュに記録してきた、その長年に亘る写真活動に対して |
福原 義春 |
東京都写真美術館館長を2000年から現在まで務め、芸術と経営というむずかしい問題を見事に両立させ、現在の東京都写真美術館の姿を確立した。また企業メセナ協議会会長兼理事長など多数の公職を務め、長年に亘り文化芸術活動への企業支援に取り組んだ功績に対して |
作家賞 |
川田 喜久治 |
長年に亘り独自の歴史観・世界観を示す作家性の強い作品を発表し続け、斬新なイメージと新しい写真表現を世に問い、日本の写真文化に大きな影響を与えた功績に対して |
森村 泰昌 |
集大成展「なにものかへのレクイエム−戦場の頂上の芸術」展をはじめとする、写真の分野に留まらぬ多彩な才能を駆使した現代日本美術を代表する作家活動に対して
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ハービー・山口 |
デビュー以来一貫して変わらない瑞々しい感性と優しい眼差しで捉えた、音楽家や俳優、市井の人々の姿は見る者の心に希望を与え、幸せにする。その長年のヒューマニティあふれる作家活動に対して
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学芸賞 |
倉石 信乃 |
豊富な知識を駆使し、スナップショットの歴史と、写真家たちの試みを力強い論理と流麗な筆致により迫った著書『スナップショット 写真の輝き』に対して
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新人賞 |
大和田 良 |
強靭な美意識と卓越した映像センスに基づき、日々の出来事を捉えたスナップショットからコンピュータ加工した造形的な作品やコンセプチュアル作品に取り組む、その多彩で意欲的な活動に対して
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村越 としや |
『あめふり』、『浮雲』、『雪を見ていた』他、モノクロームの特性を生かし、日本独特の風景と空気感を見事に表現した、独自のまなざしと一連の制作活動に対して
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